チャイルドサポートネットワーク
2021.07.17
団体詳細
- 団体名
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チャイルドサポートネットワーク(ちゃいるどさぽーとねっとわーく)
- 代表者名
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下川京子(しもかわけいこ)
- 所在市町村
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八女市
- 活動分野
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男女共同参画,まちづくり,人材育成,子育て支援,その他福祉
- 活動地域
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八女市
- 団体紹介
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少子化が急激に進展する現在、子育ては様々な要因で難しくなっている。家庭だけでも、学校だけでも、子どもは育たない。地域の子どもは、地域で見守り育てていくという文化(共育)の醸成が必要である。また、超高齢社会・人口減少に入った八女市において、次世代育成は地域社会の大きな課題である。子どもの貧困率は、約7人に1人といわれ、先進国の中でも最低レベルである。子どもの貧困問題は、国や社会の損失にもつながる課題である。
子どもの貧困問題は、一人親家庭、特に母子世帯の貧困率が高いという日本固有の特徴がある。女性が働いても貧困から抜け出すことができないという実態がある。女性が一人で子どもを育てながら、働く場合、パートや臨時雇用が多く、ダブル・トリプルワークをしても充分な収入が得にくい。
子どもの貧困問題は、日本女性の置かれている状況と重なっている。地域でこの問題に取り組むことができないかと、「土曜クラブ(子ども食堂&学習支援)」を毎週土曜日に開催している。昨年度からは、毎週火曜日八女市立東公民館で「Hoshizoraクラブ(学習支援)」を始めた。
- 主な活動実績
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2016年7月から毎週土曜日、八女市民会館「おりなす八女」を会場にして、「土曜クラブ(子ども食堂&学習支援)」を始めた。はじめは、子どもを対象にしていたが、最近は子どもや親子連ればかりではなく、地域の高齢の方、障がいを持っておられる方等たくさんの方が楽しみに参加されるようになり、地域の「居場所」としての意味を持つようになった。さらに、2020年度から八女市立東公民館でも、毎週火曜日夜、「Hoshizoraクラブ(学習支援)」を立ち上げ、地域の小・中学生が参加している。年間、小学生延べ約900名、中学生延べ約800名の参加があった。
学習支援のスタッフとして、市民や退職教員に交じって高校生が参加している。高校生にとっても、自分を必要とする場所、感謝される場所、自尊感情育成の場になっている。いろいろなおとなと交流することにより進路選択の幅が広がったケースもある。
- 設立年月日
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2016.07.01
- スタッフ人数
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10
- ボランティア人数
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30
- あすばる取材記事
団体連絡先
- 住所
- 電話番号
- FAX
- メールアドレス
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simot6033@ybb.ne.jp